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活動の様子

御正忌報恩講(年長児)

2020-01-15
1月14日(火)、
年長さんが豊前市三毛門にある善正寺に、
御正忌報恩講へお参りに行ってきました。
 
御正忌報恩講とは、浄土真宗の宗祖親鸞聖人の御往生をしのび、
そのご恩に報いるご法要です。
京都の本願寺では、1月16日が聖人のご命日であることから
「御正忌報恩講」と称され、
1月9日から16日までの一週間
盛大にご法要が営まれます。
 
それにちなみ、本園では毎年
年長さんが善正寺へ行き、
本堂でお参りをしたり、みんなで『おとき』という料理を頂いたりします。
善正寺は、扇城学園を創立した梅高秀山氏が
住職を務めていたお寺です。
神社にお参りに行く経験はあっても、
お寺の中に入るという経験は
なかなかないのではないのではないしょうか。
子ども達は、ちょっと緊張気味でした。
 
まずは、ご門徒さんが作ってくださった
『おとき』をいただきました。
緊張気味だった子ども達も
『おとき』を食べ始めると表情が和らぎ、
たくさんおかわりをする姿が見られました。
 
大人用の『おとき』は品数が少し多く、
それぞれの具材には意味があるのだそうです。
 
子ども達は、食事の挨拶やご門徒さんへのお礼も
しっかり言うことができ、
お箸もきれいな持ち方で食べることができました。
お腹がいっぱいになったその後は、
いよいよ本堂へ。
 
大きくて立派なのの様、
周りの色とりどりの装飾などに
興味津々の子どもたち。
のの様に手を合わせ、
心静かにお参りをしました。
そして、
ご住職さん(新吉保育所所長先生)や園長先生から
御正忌の説明やのの様のお話も聞きました。
最後に『ののさまの歌』を
優しい声で心をこめて歌った子どもたちです。
仏教園ならではの行事で
貴重な経験をすることができた年長さん。
 
他の学年の子どもたちは、
お参りに行くことはできませんでしたが、
善正寺より
「お華束餅(おけしょくもち)」という
お餅をいただきました。
花の少ないこの季節、
お餅を串に刺し、きれいに色を塗ってお花として
お供えしたのが始まりなのだそうです。
各ご家庭で食べていただけたでしょうか?
 
これからものの様に手を合わせ、
見守って下さることに感謝しながら
園生活を送っていきたいと思います。
 
 
 
 
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認定こども園
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